タキイ種苗の春どり専用ハクサイ「春ひなた」は、極晩抽性(とう立ちの遅い性質のことで品種差がある)で生理障害の発生が少なく、葉質が柔らかで歯切れがよい。
春どり栽培でもっとも問題視されている抽苔(花芽ができて開花すること)が極めて遅く安定しており、草勢が旺盛で栽培しやすい極早生品種。
球断面は鮮やかな黄色で、黄・緑・白色の色調バランスがよい。浅漬けをはじめさまざまな用途に適している。在圃性にも優れ、収穫期の幅が広くなる。
晩抽性と耐生理障害を活かして、一般地〜暖地における4月どり、高冷地での5〜6月どりを中心とした普及推進が行われる。