本剤はシンジェンタ(スイス)が開発した有効成分チアメトキサムとデュポン(米国)が開発した有効成分クロラントラニリプロールを含む殺虫剤で、1月20日に農薬登録を取得した新製品。
定植前のキャベツ、ハクサイ、レタスの苗に1回灌注処理することで、チョウ目、アブラムシ類、ネギアザミウマなど幅広い害虫に約1カ月間の防除効果を発揮する。バケツなどで希釈し、ジョウロや動力噴霧器などで苗に処理するので、誰でも簡単に処理できる。
規格は100mlと250mlの2種類。初年は販売金額3億円、5年後には10億円を目標にしている。現在、ブロッコリーへの適用拡大を申請している。