新製品

新製品

一覧に戻る

【サタケ】
低価格で高性能の新型光選別機「ピカ選GRAND」を新発売  サタケ

 サタケは、米穀店、精米工場およびライスセンター向けの高性能・低価格の新型光選別機「ピカ選GRAND」を開発し、12月1日から販売を開始した。

新型光選別機「ピカ選GRAND」 昨今の米穀業界は、食の安全・安心への関心が高く、コンタミネーション防止やトレーサビリティ対応の取り組みが行われている。一方、消費者の要求レベルが高まるにつれ、生産者サイドの設備・対応コストが増加し、業界では高性能で負担の少ない装置・システムが求められていた。
 サタケでは、こうした状況に対し、従前の考え方や技術を革新し、市場のニーズに的確に応える新型光選別機『ピカ選グランド』を開発した。
 この光選別機は、昨年発売して好評の農家用小型光選別機「ピカ選」の新設計思想を継承しつつ、業務用光選別機「マジックソーター」を超える選別精度の高さと低価格を実現した、コストパフォーマンスの高い新時代の光選別機だ。
 うるち米・もち米に対応し、処理能力は玄米で時間0.4〜2.6トン、白米で時間0.4?2.9トン。性能面の特長としては、フルカラーCCDカメラ(RGB対応)を新開発し、「フルカラーCCDカメラ+近赤外線カメラ(NIR)+デジタル画像処理」のサタケ独自の技術を開発し、つぎのような機能を実現した。
▽光の三原色である赤・緑・青(RGB)の情報を取り込み、良品と色合いの差が少ない不良品を高精度に選別除去▽NIRにより、良品と同色の異物(樹脂・石・ガラス等)を高精度で選別除去▽高い選別精度による歩留りの向上▽光源を蛍光灯から冷陰極管(CCFL)へハロゲンランプからLEDに変更することによる性能向上と高寿命化▽指先で画面をスクロールできる業界初の大型タッチパネル▽メンテナンスが必要なパーツは容易に取り外し可能▽メーカー希望小売価格を690万円(税込724万5000円)に設定し、同クラスの従来機(マジックソーターRMGS210)の1170万円(税込1228万5000円)に比べ、約41%のプライスダウンを図った、など。
 同社の『ピカ選グランド』年間販売目標台数は1000台だ。

ページトップ