新機種は低価格で必要な装備に絞り込んだ「低コスト農業応援機」として6月から販売開始した。高機能の31馬力商品であるジアスAT310SPQと比べて、約2割の低価格化を実現している。
1.65リットルの大排気量エンジンを搭載し、走行時と耕うん時の機能を簡単に切り替えられる「ワンタッチ作業切り替えダイヤル」や、前進後進をらくに切り替えできる「パワーリニアシフト」、作業機を常に水平に維持する「自動水平制御」などの機能も充実。
メーカー希望小売価格は、ロプス仕様が270万5850円、キャビン仕様が345万4500円、ハイスピード仕様が367万8150円。
この機種の発売で、同シリーズには、22〜56馬力まで6種類の多彩なラインナップがそろった。同社では新機種を年間500台、シリーズ全体ではトータル1500台の販売をめざしている。
(写真はキャビン仕様のATK300UCY)