「さなえPZシリーズ」は平成18年に発売した乗用田植機で、旋回時の作業を自動化したのが特徴的だった。
新発売したPZ3シリーズは、ハンドル操作するだけで自動で植え付けを行う「さなえZターン」や、スイッチ1つで苗枠の形状を変え苗の補給を簡単に行う「電動さなえZ苗レール」などに加えて、レバー1本で主変速と植付部の操作ができる「NEWさなえZシフト」や、トンボなどによる手作業の枕地ならしを必要としない「NEWさなえZロータ」などの新機能を搭載。また、1坪あたり37株という疎植株間にも対応しており、低コスト化も実現した。
希望小売価格は5条植(PZ53)が168万円〜、6条植(同63)が201万4950円〜、7条植(同73)が246万8550円〜、8条植(同83)が310万650円〜。同53〜73は6月から、同83は8月から販売開始。
(写真は6条植のPZ63の作業風景)