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【サカタのタネ】
3品種配合の寒地型シバ種子「オーバーラップ」を新発売  サカタのタネ

 サカタのタネは冬でも芝生を緑に保つことができるウィンターオーバーシーディングに最適な寒地型シバ種子「オーバーラップ」を新発売する。9月5日から受注を始め、9月中頃に出荷開始の予定。

寒地型シバ種子「オーバーラップ」のパッケージ サッカー場やゴルフ場などで芝生を一年中緑に保つための技術として、9月半ば頃に永年性暖地型シバの上から寒地型シバの種子を播くウィンターオーバーシーディング工法があるが、春先の暖地型シバ萌芽前に寒地型シバが枯れたり、寒地型シバが枯れずに残り暖地型シバの生育を阻害するなど、寒地型シバから暖地型シバへの切り替えに課題があった。
 「オーバーラップ」は、同社が日本の気候や土壌特性にあわせ、米国のバレンブルグUAS社が生育した3品種のシバ種子をブレンドして開発した。発芽・初期生育が早く、葉色は鮮やかな緑で均一性に優れ、暖地型シバへのスムーズな切り替えができる。
 1袋50ポンド(22.68?)入りで、メーカー希望小売価格2万3814円(税込)。全国のスポーツ競技場やゴルフ場などに向けて販売し、一般の趣味園芸用販売は未定。
 標準の使い方であれば1平方メートルあたり3050gほどを播くため、1袋で約500700平方メートルをカバーできる。


(写真)
寒地型シバ種子「オーバーラップ」のパッケージ

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