現在、国内で流通しているトルコギキョウの3割ほどは白色系だ。中でも需要の高いのは、ウェディングや葬祭などによく使われる花径7〜8?の中輪品種だ。
「マリア ホワイト」はこれらの需要に合致した八重咲きの新品種だ。
夏秋出荷のトルコギキョウは草丈の生育が不十分なうちに開花する欠点があったが、同種はこの欠点を克服。また、茎が固く折れにくいため高品質な切り花として出荷できる。
山形、福島、長野などで試作したところ、生産者からは「出荷ロスが少ない」、「花もちがいい」との評価があり、小売店からも「業務用から小売用まで汎用性が高い。常備したい」と評判だった。
商品はペレットシードが1袋3000粒入り9450円で11月より発送、セルトップ苗は1トレー406穴(350本保証)7718円で来春4月より発送。
同社では初年度1000万円、3年後2500万円の売り上げをめざしている。