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【三菱自動車】
はたらくクルマ・軽商用電気自動車 「MINICAB-MiEVミニキャブ・ミーブ」新登場

 三菱自動車は2009年7月、世界に先駆けて新世代電気自動車の第1弾として「i-MiEV(アイ・ミーブ)」の販売を開始し、国内外で1万7000台を出荷した。同社は12月8日、その第2弾として、軽商用電気自動車「MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」を発売し、注目されている。

「MINICAB-MiEVミニキャブ・ミーブ」 「MINICAB-MiEV」は、同社の軽商用車「ミニキャブバン」をベースに、電気自動車「i-MiEV」の開発で培われた技術やノウハウを継承したもので、商用車に求められる経済性・積載性・走行性をクリアし、さらに環境性と静粛性も兼ね備えた待望の車種だ。
 静かでクリーンな移送が求められる環境状況では、電気自動車は最も適した車種であるだろう。モーターで走り、走行中にCO2を出さないので排気ガス臭もなく、低騒音、低振動であるため、デリケートな製品の搬送や、医療施設、研究施設、工場施設をはじめ、深夜、早朝での移動に伴う騒音防止や、先進都市部での排ガス・騒音低減にも有効だ。
 経済性では、経済産業省の「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助事業」の補助金制度が適用された場合は、実質負担額173万円(メーカー希望小売価格240万円・消費税込)からで購入が可能。また100%電気で走るためランニングコストも安く、車両価格等を含むトータルで、ガソリン車よりも有利になるものと考えられる。
 充電時間もグレードによって異なるが、家庭の電源でも約4.5時間〜7時間(200V)で満充電できる。また急速充電機器を使えば、約15分〜35分で80%まで充電できる。1回の充電で走れる距離はJC08モードで100km〜150km。販売目標台数は4000台(2011年12月〜2012年3月)を見込んでいる。
 同商品の詳細は三菱自動車ホームページで。

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