海藻由来の食物繊維を使って、手伸べに勝るゆで伸びしにくいコシのあるめんを実現したという。
400g220円という価格で本格的な味を楽しめる製品で、30〜40代のファミリー層へのアピールを図っていく。
めんのコシの強さや持続性には「グルテンの形成」が関わっているが、小麦粉に海藻由来の食物繊維を配合させることで、生地内のグルテンの網目構造が密となり、水分が吸収されにくく、ゆで伸びしにくくなった。
また「絹の食卓」シリーズで使う小麦粉には「中力粉」の「一等粉」物を採用。白くてしなやかで力強い食感に仕上げた。
一方、そうめんなどの分量がわかるように紙の帯=「結束」が使われているが、これを破くのが手間だと感じている消費者が多いため「絹の食卓」のそうめんとひやむぎでは、帯をなくしてパッケージに目盛りを記載。消費者は目盛りに合わせて、めんを手づかみするだけで済むようにした。