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【タキイ種苗】
濃緑で白さび病に強いコマツナ「菜々音」(ななね) タキイ種苗

 タキイ種苗は白さび病、萎黄病などの耐病性に強く、また高温期でも品質が低下しにくく計画的な出荷が可能なコマツナ「菜々音」(ななね)を新発売した。

コマツナ「菜々音」(ななね) コマツナは栽培が簡単で、また比較的に連作にも強いことから全国的に作付を伸ばしている。平成22年の出荷量は全国で9万9000トンだが、ここ5年で1万トン近く増えるなど、増産傾向が続く。
 しかし、高温期の生育スピードが早いため、葉色が薄く、軸が細いまま出荷サイズにまで育ってしまうという難点があり、年間を通じて出荷量を安定させられる品種が求められていた。
 このたび新発売する「菜々音」は、株張りがよく、葉色が濃緑で葉肉も厚く、高温乾燥下でも葉がカップ状になりにくい。またコマツナの重要病害である、白さび病、萎黄病への耐性も強い。従来の品種と比べて収穫期幅が2【?】3日ほど広いため収穫遅れの心配がなく、じっくり育てて計画的に出荷することが可能だ。同社は、青果出荷に限らず、加工業務用としても推進していきたい考えだ。
 希望小売価格は20mlで535円、2dl缶で4830円(ともに税込み)。
 商品の問い合わせはタキイ種苗広報出版部【075-365-0123】まで。

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