高齢化の進行で2010年の要介護者は500万人を超え、身体機能の衰えなどで口から普通食を食べることができない人も2013年には約150万人にのぼる見込みだ。
「メディエフプッシュケア」は栄養組成のよさなどが評価されている既存の製品を改良したもので、国内最高濃度と、最少容量のコンデンス型濃厚流動食で、300kcalと400kcalの2種類がある。
「ディムベスト」は紙パックタイプで日本人の食事摂取基準(2010版に準拠)により、高齢者に不足しがちなクロム、ビタミンB群、βーカロテン、ビタミンC、同E、セレンを強化した。
なお濃厚流動食(医療用食品)は、口から食べ物を取ることができない人を対象としており、主に医療機関や介護施設で使用する。
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