農政・農協ニュース

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就農促進へ 沖縄県が新研修制度

 沖縄では個別農家が就農希望者の研修を受け入れているが、県は新たに集落や生産部会や直売所ネットワークなどの組織も個別農家と共同して研修を受け入れていく制度をスタートさせた。希望者としては地域組織のバックアップも受けながら農業技術を習得できることになる。


 同県下の新規就農者(青年)は毎年60人前後。平成18年はそれが106人に増えたものの、農家世帯員数はここ数年間で毎年1000人ほど減少している。
 そこで県は就農促進をねらって新たな研修制度をつくった。「おきなわ就農促進ゆいまーるモデル事業」という名称で推進する。
 沖縄の大らかな風土気候のもと、地域の人々とふれあいながら、亜熱帯農業を体験しませんか、などと沖縄への就農を呼びかけている。研修生募集の説明会は大阪と東京で開く。
【大阪】 3月19日14時から大阪市中央区北浜東3、エル大阪(地下鉄と京阪の天満橋駅近く)
【東京】 3月21日14時から東京都品川区大崎2、人事労務会館(JR大崎駅近く)
 問い合わせは沖縄県農林水産部営農支援課 TEL098(866)2280)。

(2008.03.12)