FOODEX JAPAN2008、62か国参加で賑わう (3/11〜14)
ブース全景 東アジアで最大の国際食品・飲料の専門展示会、FOODEX JAPAN2008が3月11〜14日、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催された。展示の参加国数62か国、約2300社が食品・飲料のバイヤーとの商談を期待し、出展した。 国内出展ゾーンでは、地方食材の宝庫と銘打った「全国食品展」コーナーは、全国各地域の商材を短時間で一斉比較ができるとして、毎年規模を拡大しており、今年は230社が出展した。 新商品コーナーでは、(社)米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)が「新しい米加工品〜お米から生まれる未来」のブースを設け、米粉パン、ケーキなどの製造者に展示場所を提供した。立ち寄る人は珍しそう...
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ブース全景
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東アジアで最大の国際食品・飲料の専門展示会、FOODEX JAPAN2008が3月11〜14日、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催された。展示の参加国数62か国、約2300社が食品・飲料のバイヤーとの商談を期待し、出展した。 国内出展ゾーンでは、地方食材の宝庫と銘打った「全国食品展」コーナーは、全国各地域の商材を短時間で一斉比較ができるとして、毎年規模を拡大しており、今年は230社が出展した。 新商品コーナーでは、(社)米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)が「新しい米加工品〜お米から生まれる未来」のブースを設け、米粉パン、ケーキなどの製造者に展示場所を提供した。立ち寄る人は珍しそうに商品をのぞき込み、ほとんどの人が試食品を味わっていた。メーカーにより特性があるため、「普通のパンと食感が変わらない」「思ったよりふんわりしている」「かみごたえがある」などの感想が聞かれた。 小売・外食産業が、健康志向で消費者のニーズが高まっている野菜を取り入れたメニュー開発を強化していることを受け、生鮮野菜や野菜加工品、野菜摂取をサポートする食材などを展示するブースが今回新設された。「伝統野菜・地野菜の活用」、「GAPを導入した農産物販売の展望」などの講演会や、(株)サカタのタネ、タキイ種苗(株)、トキタ種苗(株)、ネスレ日本(株)などによるデモンストレーションが行われた。 海外での日本食ブームをさらに拡大させようと、和食を国内外の業界関係者に紹介し、食を通じた文化交流やグローバルな商取引の拡大を支援する「和のひろば」では、日本食、日本食材に関する情報が提供された。 日本酒造組合中央会は、本格焼酎(乙類)の試飲やきき酒を行い、米、いも、麦など原料による味わいの違いをアピールした。
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(社)米穀機構のブース
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商品サンプルと試食品
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日本酒造組合中央会の焼酎試飲
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(2008.03.14)