全国農協青年組織協議会(JA全青協)は3月18日の臨時総会で平成20年からの3年間の活動方針「JA青年組織中期活動計画」を決めた。
活動の柱は(1)組織基盤の強化、(2)食農教育の強化、(3)JA運営への参画、(4)情報ネットワークの拡充の4つ。
組織基盤の強化では、青年部未組織JA、都道府県組織・全国組織未加盟組織の解消と、盟友数の拡大をめざす。そのためJA青年部仲間づくりを各地JAとの共同で展開したり、異業種・他団体も含めたテーマ別検討会・学習会の開催などに取り組む。
食農教育では、ブロックを主体とした「統一行動」を展開するほか、現場では学童農園の設置促進、学校給食への食材提供へのチャレンジに取り組む。
JA運営への参画では、「全盟友の正組合員加入」を目標とするほか、経過的な措置としての青年部理事枠の設定を含めた「1JA1理事・参与」の就任、また、盟友の2割の総代就任を目標としている。また、全都道府県中央会での青年代表(理事、参与)就任も掲げた。
情報ネットワークの拡充では、全国ホームページ(HP)コンクールの実施や、現行HPの定期的で迅速な更新作業を行うなど、盟友同士の情報交換を促進し「組織3段、情報1段」の定着をめざす。
また、各組織はこうした取り組み目標に対してどの程度達成できたかを確認・評価して次年度の活動計画に生かしていくことにしている。