WTO(世界貿易機関)農業交渉は、ファルコナー農業交渉議長のモダリティ改訂版をもとに、集中的に交渉が行われており、4月下旬から5月上旬にも閣僚会合が開かれる見通しも出ている。
情勢は緊迫し交渉は重要な局面を迎えていることから、JA全中は4月8日に東京都内のホテルで「WTO農業交渉対策全国代表者集会」を開く。JAグループの代表者700名が集まり、全国の農業者の意志結集を図り、多様な農業の共存と食料輸入国としての主張の実現をめざす。
また、午前11時からの代表者集会に先立ち、8時から都市の消費者やマスコミ、経済界などへの理解促進活動の一環として、街頭宣伝活動を行う。JA全国機関、都道府県中央会のほか、JA全青協、JA全国女性協が参加し、WTO農業交渉に関するリーフレットなどを配布する。場所は東京駅、新橋駅、秋葉原駅などの周辺。