安全できれいな、おいしい日本の水を守るために活動している団体や個人を支援するため毎年日本水大賞が選考されているが、このほど第10回の受賞者が発表された。
大賞は、30年以上地下水の保全活動を続けてきた熊本市が受賞。また、高校生を対象にした日本ストックホルム青少年水大賞は、広島県立広島国泰寺高等学校の理数ゼミ生物班がオオサンショウウオの保全研究で受賞した。同班は8月にストックホルムで開かれる国際コンテストに日本代表として出場する。
その他の主な受賞者は次の通り。
▽国土交通大臣賞:ねや川水辺クラブ(大阪)
▽環境大臣賞:NPO法人カラカネイトトンボを守る会
▽厚生労働大臣賞:京都府立木津高等学校化学クラブ
▽農林水産大臣賞:長野県臼田高等学校環境緑地科農業クラブ
▽文部科学大臣賞:福岡県立北九州市高等学校魚部
▽経済産業大臣賞:フジクリーン工業株式会社
表彰式と受賞活動発表会は6月12日(木)東京国立博物館平成館で。