独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の農業者大学校は4月9日、茨城県つくば市に新築した同校2階講堂で開校式と入学式を行う。同校は昭和43
年に農林省が東京都多摩市に開校し、農研機構が平成13年に引き継いだ。設立後40年間に1200人余りの卒業生を全国各地の地域農業のリーダーなどに送り出している。
世界最高水準の農業者を育てる教育機関をめざし、筑波農林研究機関の拠点であるつくば市に今年移転した。同校は「最先端の農業技術と先進的な経営管理手法を身につけ、21世紀の農業の担い手として必要な高い創造性と経営能力・技術力を培うための新しい教育課程をスタートさせる」としている。
当日は午後12時45分から1階ロビーでテープカットをした後、1時から2時まで式を行う。入学予定者は32名。修業期間は2年間。