すでに独自のポイント制度を導入し、組合員の加入促進や事業展開に役立てているJAもあるが、全国で統一的なシステムを作ることでJAグループ全体のさらなる組合員数の増加や、事業拡大に役立てるのが狙い。 6月までに各県からのアンケート調査などを元にして、ポイントシステムの内容を決定。平成21年4月の運用開始を目指す。 ポイントカードは現行のJAカード(クレジットカード)を使用するが、店頭での取り引き以外でも肥料の購入や信用事業など、JAの様々な事業を利用することで自動的にポイントが貯まっていく仕組み。貯まったポイントはJAでの商品や商品券との引き換え、手数料の割引などに使用したり、他社のカードとの相互サービスなどに転用できるようにする。 ポイントシステムのためのJA利用者データベースは各県域ごとで作成、管理する。ポイント制度の利用を希望するJAのなかで、県域での準備が整ったJAから順次サービス開始となる。 今後は各県ごとにサービス内容や、データベースの集約、インフラ整備などを検討する。 |