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中高生のダイエット飲料に牛乳を

−中酪の活動計画 (4/18)

 中央酪農会議は4月18日の牛乳消費拡大促進委員会で、「牛乳に相談だ。」キャンペーンの平成20年度活動計画を決めた。  同キャンペーンは中高生をターゲットに17年度から5ヵ年計画で始めた。これまでの成果として東京、大阪の中高生の間でキャンペーンの認知度が8割を超え、4割以上が「牛乳が気になるようになった」「牛乳が飲みたくなった」など、牛乳に対する意識が変わった。また、中高生の19年度牛乳消費量が前年比を上回った。  牛乳のイメージをあげることに成功したので、今後は牛乳の機能を伝えていくことを課題とした。  女子中高生の持っている「理想的な飲み物」のイメージが...

 中央酪農会議は4月18日の牛乳消費拡大促進委員会で、「牛乳に相談だ。」キャンペーンの平成20年度活動計画を決めた。
 同キャンペーンは中高生をターゲットに17年度から5ヵ年計画で始めた。これまでの成果として東京、大阪の中高生の間でキャンペーンの認知度が8割を超え、4割以上が「牛乳が気になるようになった」「牛乳が飲みたくなった」など、牛乳に対する意識が変わった。また、中高生の19年度牛乳消費量が前年比を上回った。
 牛乳のイメージをあげることに成功したので、今後は牛乳の機能を伝えていくことを課題とした。
 女子中高生の持っている「理想的な飲み物」のイメージが低カロリー、健康に良い、美容に良いなどであることから、牛乳をダイエットに適した飲み物であるとアピール。健康的で栄養バランスのよいことを前面に押し出し、「ヘルシーダイエットは、牛乳に相談だ。」というキャッチコピーでプロモーション展開をする。
 通常の栄養分表示は食品100グラムあたりの栄養分を表示するが、100キロカロリーあたりの栄養分を表示する「栄養素密度」という表現を使用。牛乳がいかに低カロリーでバランスよく栄養を摂ることができるかを伝えていく。
 さらに学校教育関係者や母親など、中高生の飲み物に影響を与えるところにもアプローチを広げ、牛乳消費の拡大を目指す。

(2008.04.22)