幼児や保護者などに交通安全と事故防止を呼びかける「親と子の交通安全ミュージカル　マモルワタル」が全国で評判となっている。
５年目となる今年度は、過去最多の全国50公演を予定している。今年度第１回目の４月22日東京の日本青年館公演には幼児や先生、保護者など計600人以上が集まり、大盛況となった。
このミュージカルはＪＡ共済の社会貢献活動の一つ。
平成16年に始まりこれまで全国で約８万人、約1500幼稚園（保育園）の子どもたちが参加した。
ただミュージカルを鑑賞するのではなく、幼児を舞台に上げて正しい横断歩道の渡り方を体験したり、交通安全ルールを音楽にのせて一緒に歌ったりすることで、幼児たちが楽しく交通ルールを学ぶことができる。
すでに全国47都道府県で公演し「また来てほしい」とリクエストも出るほど好評を得ている。
社会貢献活動の担当者は「即事業の取り組みではないが、このミュージカルによって１人でも交通事故にあう子どもが減れば嬉しい」と語った。