米大手卸の(株)ミツハシ(神奈川県横浜市)は、5月1日から県内2店で「19年産米GAP新潟コシヒカリ」の販売を始めた。
農場段階では、若手生産者の(有)穂海(ほうみ=新潟県上越市)が、国際基準の農場の生産工程管理基準(適正農業規範)と同等基準のJGAP穀物版の団体認証を日本で初めて得た。これは農産物、環境、生産者の安全を守るという視点で農場の管理工程の見直しを行い、危害の未然防止のためのルール作りを行うもの。JGAPの運営主体はNPO法人日本GAP協会。
精米は、AIB(アメリカ製パン研究所)のスーペリア(最上級)を取得した同社精米工場で製造する。4人のJGAP指導員資格保持者がいる。
食の安全にこだわる顧客に、新しい安全の取り組みを紹介するため商品化したもので「当社がめざす、ほ場から食卓までの安全安心体制を提案する商品」と同社は話している。
5月1日からもとまちユニオン元町店で、4日から鎌倉店で販売を開始した。