平成19年の外食産業市場規模は前年より0.2%増加し、24兆7009億円になったとの推定を(財)外食産業総合調査研究センターが5月初旬、公表した。法人交際費が改善方向にあることや世帯1人当たり外食支出額が増えていることなどから2年続きで前年を上回る規模となった。
部門別では飲食店、宿泊施設、社員食堂、学校給食などの給食主体部門の市場規模が19兆4849億円で、前年より0.2%増え、外食産業市場規模全体の79%を占めている。
うち飲食店や宿泊施設などの「営業給食」の規模は15兆8663億円。これも0.2%増で給食主体部門の64%強を占めている。飲食店だけの伸びは0.5%で規模は12兆4806億円。しかし、そば・うどん店(立ち食いを含む)だけは横ばい。
学校給食(大学の学生食堂を除く)は児童生徒数の減少で0.2%減少した。