同社は、大きな事業環境の変化を踏まえ、衣浦営業所（愛知）の倉庫新設、カオリンの拡大、海外拠点（バンコク）の強化などを図り、業容拡大に努めてきた。また昨年認証取得した「グリーン経営」もCO2削減に向けて着実に進めているところだ。
　同社は昨年の第1号に引き続き、平成20年5月1日に『平成19年度CSR&環境レポート』（第2号）を発行した。
　今回のレポートでは、同社がJA全農グループの一員として、社会性や透明性を重視し、ステークホルダーとともに歩むことを、図やイラストを活用し報告している。
　また同社は「会社の理念」のもとに「内部統制システム基本方針」を制定し、コンプライアンスや危機管理を徹底して、誠実な経営に努めていることを強調した。今回はステークホルダーの意見として、主要取引先の一つである「お客様（（株）JAアグリライン石川）の声」を掲載、合わせて同社が毎年実施しているISO活動によるアンケート結果を掲載した。
　次に各ジャンルに分けて、同社が平成19年度に取り組んだ「CSR・コンプライアンス取組結果」を紹介した。
１．全農グループ一斉事業点検やコンプライアンス職場研修および危機管理。
２．人材育成、海外事業の強化、身の丈に合った社会貢献。
３．グリーン経営認証取得後の、全役職員が積極的に取り組んできた経過、などを同社の自説も含め紹介している。