1月末の冷凍ギョーザ事件以降は輸入量が激減していた中国産野菜だが、4月は若干の回復傾向が見られた。
3月第1週から8週連続で前年度に比べて輸入量が減少していたが、4月第5週に前年度比106%と微増し、9週間ぶりに前年度比を上回った。
4月の月間輸入量は前年度比65%といまだに低いが、3月の55%よりは輸入量が増加した。
品目別ではゴボウやサトイモは前年度比90%を超え、ほぼ前年と同程度の輸入量。もっとも輸入量が減っているのは、11%のニンジンや33%のキャベツなど。