「食の安全性」についてどこの国の生鮮食料品に不安を感じるかという世論調査を(株)日本リサーチセンター(東京)が実施。5月9日発表した結果によると、やはり中国産に「不安感がある」とする回答が最も多く97%、次いで韓国と米国も84%と高率だった。
以下はタイ・ベトナム83%、豪州・ニュージーランド64%、EU諸国59%の順。日本産は最も不安感が少なくて29%。この回答率には「かなり不安感がある」と「やや不安感がある」も含まれている。
加工食品でも中国産への不安が最高で96%。次いで韓国84%、タイ・ベトナム・米国81%、EU63%、日本39%となった。
「生鮮食料品を購入する際に気をつける点」では「価格」という回答が最も多く79%。これは前回調査を10ポイント上回った。「加工食品を購入する際に気をつける点」では「賞味期限」がトップだった。
この調査は全国の一般男女1200人を対象に実施した。同社は民間の調査機関で民間企業や官公庁のために各種の調査研究をしている。