農林水産業を核とした経営感覚豊かな活動で地域活性化に寄与している先駆的事例を「立ち上がる農山漁村」として選定するため、内閣官房と農水省は候補となる組織や個人を募集している。応募の中から今年は50事例ほどを選定する。締め切りは7月31日。応募事例に協力して地域活性化に貢献している企業や大学の中からも選定するが、これには応募者の推薦が必要。
選定されると同省のホームページや政府公報といった情報発信の場が提供されるなど様々な応援がある。 「地域自らが考えて行動する」意欲あふれた活動を広めるため平成16年度から実施。すでにJAやJAの生産部会、女性部など169の活動が選定された。
活動内容は▽安全・安心の食材供給▽バイオマス、リサイクル▽IT導入▽農林水産物の輸出▽食育の場の提供など様々。選定は11月ごろ有識者会議が行う。 問い合わせは内閣官房副長官補室。電話03(3581)0209。