JA全中の次期会長選出は、全中代議員(定数255名)による投票をもとに、役員推薦会議が投票結果をふまえて「推薦者」を決定する方法で行われる。この方法は14年度から導入されたもので17年度改選でも実施された。今回で3回目となる。
全中の役員推薦会議は6月4日に開かれ推薦会議会長に遠藤芳雄山形県中央会長に就任、会長選の進め方について了承し、翌5日の全中理事会で正式に決めた。同日に立候補受付が開始されており、19日に受付が締め切られる(午後5時)。
立候補者の資格はJAの組合長・会長、経営管理委員会会長、もしくはJAの理事、経営管理委員で県中・県連の会長(全農県本部運営委員会会長含む)のいずれかを満たすもの。定年制については就任時72歳未満、次回の平成23年度改選では就任時70歳未満とした。
候補者は県段階での推薦を経たうえで、ブロックとしての候補者を決める。6月24日には会長候補者の所信説明会が開かれ、その後、代議員による投票(郵送)が行われる。候補者が1人の場合でも全中代議員による信任投票を行う。
投票締め切りは7月4日。同日に開票と役員推薦会議が開かれ、開票結果をふまえて「推薦者」を決める。その後、8月8日の全中臨時総会で選任される運び。なお、会長以外の役員候補者は7月15日の役員推薦会議で決まる。