農水省と外務省が共同して日本の食材を世界に紹介する取り組み「WASHOKU-Try Japan's Good Food」事業が、パリの在フランス日本大使館で6月18日(現地時間)に行われる。
フランス政府は昨年から「Planete Du Gout(味覚の惑星)」と題して各国の農林水産物や食品を紹介するレセプションを主催しているが、日仏交流150周年を記念して日本大使館で同レセプションを行い、そこで同事業を開催する。
今回提供されるのは、▽こしひかり(長野)▽サツマイモ(千葉)▽カボチャ(茨木)▽厚木しいたけ(鳥取)▽マイタケ(北海道)▽ホタテ(北海道)▽メロン(静岡)▽緑茶(静岡)▽焼きのり(佐賀)の9品目。
同事業は在外公館で海外のオピニオンリーダーなどに日本の食材を紹介し、日本食文化の普及や食品の輸出促進を目的に06年10月に創設。これまでにEU、アジア諸国などに29道府県から82品目を紹介してきた。フランスで開催されるのは今回が初めて。