農水省は6月30日に第27回のバイオマスタウン構想を公表、新たに4町村の取り組みを発表した。バイオマスタウン構想を公表したのは151市町村となり、政府が目標としている300市町村まで過半数を超えた。
今回はサミットが開催される洞爺湖に隣接した北海道壮瞥町が構想を公表。平成16年に完成した壮瞥町堆肥センターを中心に地域資源循環をすすめ、農業と観光の振興を狙う。また木質バイオマス利活用や町立農業高校との技術交流など、新たな取り組みの実現を目指す。
その他、製材工場や林地の残材を木質バイオマスとして利用する島根県吉賀町などが公表。改訂1市を含む5市町村は次の通り。
▽北海道猿払村▽北海道壮瞥町▽北海道豊浦町▽島根県吉賀町▽(改訂)群馬県太田市
各市町村の取り組みや、バイオマスタウンについての問い合わせなどは農水省のホームページで(http://www.maff.go.jp/j/biomass/)。