米粉商品展示コーナー |
加工食品卸売業がメインのリョーショクグループが7月2〜3日東京流通センターで開いた展示会に、小麦粉はいっさい混ぜず国産米粉100%のみを使った食品が展示された。パン、クッキー、めんなどこれまで米粉使用の中心品目に加え、さらにスープ、フリッター、ニョッキなど、洋風メニューにまで広げたのが特徴。もちもち感があって日本人の食感に合っているという。
また、いっしょに使う材料も豆乳、おからの大豆、さとうの砂糖きびなどすべて国産という。
米粉100%の天ぷら粉であげた天ぷら、フリッターなどは油の吸収が抑えられてさくさく感が増し、終わったあとの鍋や皿も油がべっとりつかず洗いやすい。洗剤の節約にもなり、エコに役立つ。
これらの新商品は(株)波里(栃木県佐野市)が料理研究家の今別府靖子さんと開発したもので、米粉の今後のいっそうの普及に役立ちそうだ。
米粉のニョッキ | 米粉であげたフリッター |