農政・農協ニュース

農政・農協ニュース

一覧に戻る

洞爺湖サミットで日本食をPR

−農水省

 7月7日から始まった北海道洞爺湖サミットで、農水省は海外のメディア関係者に日本食を日替わりで提供している。サミットの機会をとらえ日本食・日本食材の魅力を海外に発信するのが狙いだ。  メニューは食生活ジャーナリストの岸朝子さんが監修し、サミット取材拠点の国際メディアセンターがあるルスツリゾートホテル内のレストランで提供する。  初日の7日のテーマは「クール・アース」。健康にも環境にも優しい野菜料理を提供した。重点食材は長いもとホワイトアスパラ、メロン、さくらんぼなどの旬の果物。  8日のテーマは「森は海の恋人」と題し、魚介類をメインに献立に盛り込む。重点食材...

 7月7日から始まった北海道洞爺湖サミットで、農水省は海外のメディア関係者に日本食を日替わりで提供している。サミットの機会をとらえ日本食・日本食材の魅力を海外に発信するのが狙いだ。
 メニューは食生活ジャーナリストの岸朝子さんが監修し、サミット取材拠点の国際メディアセンターがあるルスツリゾートホテル内のレストランで提供する。
 初日の7日のテーマは「クール・アース」。健康にも環境にも優しい野菜料理を提供した。重点食材は長いもとホワイトアスパラ、メロン、さくらんぼなどの旬の果物。
 8日のテーマは「森は海の恋人」と題し、魚介類をメインに献立に盛り込む。重点食材は鮭、ホタテ、牛乳、果物。昼食には鮭のルイベ、夕食には牛乳石狩鍋が出される。9日は「米は日本食材の主役」がテーマ。米と和牛を重点品目にして、朝食には牛肉とゴボウの米粉バーガー、昼食には牛肉にぎり寿司、夕食には牛肉とわかめのしゃぶしゃぶが提供される。これらをビュッフェ形式のメニューのひとつとし、岸さんのほかフードナビゲーターの小川聖子さんがレストラン内で提供メニューの説明と日本食をPRする。
 3日間で計2700食を提供。「日本の食の豊かさ、米が日本食の主役であることを伝えたい」と岸さん。食材のほとんどはホクレンや道内JAのほか、全国のJAグループから提供されている。

(2008.07.08)