村上進通氏

（株）日本農業新聞は６月26日の株主総会で新たな取締役に長澤壽一・ＪＡ岩手中央会会長、菖蒲奥典侑・ＪＡ和歌山中央会会長、竹村英久・ＪＡ全青協会長を選任、株主総会後の取締役会で会長に村上進通・ＪＡ岡山中央会会長を選んだ。
村上氏は岡山県庁出身で企画振興部長、農林水産部長などを歴任。平成16年に退職後、ＪＡ岡山中央会会長に就任している。
就任後の会見では、農家とＪＡをつなぐ絆の役割を果たすとともに「消費者への情報提供網の確立」に力を入れることを強調、「農業回帰の道しるべの役割を果たしていきたい」と抱負を述べた。村上会長は代表取締役にも選任された。なお、副会長には長澤壽一・ＪＡ岩手中央会会長が選任された。
【むらかみ・のぶみち】
昭和20年生まれ。平成８年岡山県農林部次長、11年同知事室長、14年農林水産部長。16年ＪＡ岡山中央会会長、ＪＡ岡山厚生連代表理事会長、17年（株）日本農業新聞取締役。