（社）家の光協会は６月26日の通常総会で19年度決算と役員の補欠選任を承認した。
　19年度は「家の光事業３か年計画」の初年度としてＪＡ全国大会決議で明確化された「活力ある協同組合づくりのための教育文化活動の展開」を着実に実践するため、ＪＡ教育文化活動の活性化支援を柱として家の光事業の総合的な機能発揮につとめた。総会のあいさつで江原正視会長は地球温暖化対策など「個人のレベルでは解決できない問題」が増え「他者との関わり、協同」の必要性が実感される時代になっていると指摘し、「今後も教育文化活動の活性化支援に総合力を発揮する」などと述べた。
　19年度の経常収益は79億5000万円。当期一般正味財産増減額は約３億1000万円。一般正味財産期末残高は約227億1000万円となった。前年比約３億の増加。
　総会では役員の補欠選任が行われ、理事に安田壽男・ＪＡ福島中央会会長と小竹行哉・ＪＡ全青協副会長が選任された。