「プロジェクトを全国展開して、日本の食と 農業の理解を広めたい」と宮田会長 |
ごはんぢゃワンやにんじんくん、うしくんなども PR活動 |
JAグループは国産農産物の消費拡大と食料自給率向上を目指して今年の6月から「みんなのよい食プロジェクト」に取り組んでいる。7月9日には、このプロジェクトをより多くの人に知ってもらおうと、都内2ヶ所で街宣活動を行った。
有楽町の東京国際フォーラム地上広場にあるごはんミュージアム前に集まったのは、JA全中の宮田勇会長やJA全農の?裄V武治会長などをはじめJAグループの職員総勢50人以上。JAグループマスコットのごはんぢゃワンやにんじんくんなどとともに、「みなさんで食と農について考えましょう」と呼びかけた。
宮田会長は「みんなのよい食プロジェクトは全国のJAが取り組む運動。国民のみなさまに日本の農業を知ってもらい、日本の食を大事にしてもらいたい」と、この運動を機に日本の食と農への関心が高まってほしいと期待している。
街宣活動ではリーフレットやうちわなどの「よい食プロジェクト」グッズのほか、野菜(キュウリ)や米粉パンなどをセットにして街行く人々に配布。配布開始と同時に大勢の人が列をなし、予定されていた500セットは10分程度ですべてなくなってしまった。
さっそく米粉パンを食べていた女性は「初めて食べたけど柔らかくておいしい」と満足した表情。「どこで売ってるの?」などと興味津々の人も。配布されたリーフレットを読んだ男性は「国産の方が安心できる。もっと手軽に手に入るようになればいいね」と、JAの運動に期待を寄せていた。(関連記事)
街行く人々にリーフレットや米粉パンなどを配布 |