子どもに人気のスポーツはサッカー、陸上、水泳。きらいな野菜のNo.1はピーマンだが、克服した野菜のトップでもある−−ＪＡ全農はそんな調査結果を７月18日発表した。５月５日の「ＪＡ全農チビリンピック08」会場で小学生５、６年生が記入した「子どもと食べ物アンケート」調査のまとめで有効回答431。
好きな野菜はキュウリ、トマト、キャベツがベスト３。次いでレタス、ジャガイモ、ニンジン、ピーマンと続く。
きらいな野菜の御三家はピーマン、トマト、ゴーヤで、ニンジンは７位。しかしピーマンとニンジンは好きな野菜の７位と６位にも入っている。
「きらい」を克服した野菜が「ある」と答えた子は３分の１。そのうちの１位はピーマンで30％、次いでナス11％、トマト８％、ニンジン７％の順。
野菜を使った最も好きな料理はサラダや生がとくに多く、次いでカレーやシチューなど煮込んだ料理、いため物と続く。
好きな野菜やその献立を見ると、根菜類が少なく、和食の献立が少なめだった。また、きらいな野菜、克服した野菜の上位にゴーヤが挙がっており、家庭の献立が変化しているのかも知れない、とされた。
調査対象がチビリンピック参加のスポーツキッズだけにほとんどが毎日朝食を食べていた。パンよりもご飯派がやや優勢だった。
平日は家族全員で食卓を囲むとはいかないが、母親といっしょに食べている子は半数を超えていた。しかし１人で食べている子が13％あった。
スポーツのクラブ・サークルに入っている子は76％と多く、種目はサッカーが男子34％、女子３％。陸上は女子24％、男子11％。水泳は女子17％、男子13％。野球は男子14％、女子８％。５位はバスケットボール。　オリンピックで応援したい種目のベスト３はサッカー、マラソン、水泳。
好きなスポーツ選手ではチビリンピックゲストの高橋尚子が女子の圧倒的な人気を集め、男子１位は中村俊介。男女とも２位は北島康介となっている。
チビリンピックは「子どもたちのスポーツの祭典」で競技種目は陸上競技やサッカー、卓球など。ＪＡ全農は特別協賛。