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出資配当2%など事業報告と剰余金処分を承認

−JA全農総代会 (7/24)

JA全農は7月24日、東京・グランドプリンスホテル赤坂で第32回通常総代会を開催し、19年度事業報告および剰余金処分案などを承認した。 それによると19年度の取扱高は、園芸農産・畜産事業は取扱品目の価格上昇などにより計画を達成。営農・生産資材事業は施設農住事業での大型物件の減少、生活関連事業では石油や生活事業(組織・店舗)の競争激化や需要減少で計画未達となったが、全体では5兆3236億円となり計画比101%と計画を上回る実績をあげた。 経営収支では、事業総利益は1057億8100万円で計画比99%となったが、経常利益は人件費や業務費などの経費の削減、財務損益の改善などの内部努力と受取配当金の...

JA全農は7月24日、東京・グランドプリンスホテル赤坂で第32回通常総代会を開催し、19年度事業報告および剰余金処分案などを承認した。
それによると19年度の取扱高は、園芸農産・畜産事業は取扱品目の価格上昇などにより計画を達成。営農・生産資材事業は施設農住事業での大型物件の減少、生活関連事業では石油や生活事業(組織・店舗)の競争激化や需要減少で計画未達となったが、全体では5兆3236億円となり計画比101%と計画を上回る実績をあげた。
経営収支では、事業総利益は1057億8100万円で計画比99%となったが、経常利益は人件費や業務費などの経費の削減、財務損益の改善などの内部努力と受取配当金の増加などで、赤字計画(△11億1100万円)から42億4900万円の黒字へと大幅に改善され、計画では0円だった当期剰余金が36億7900万円となった。

JA全農総代会で挨拶する?裄V会長
JA全農総代会で挨拶する
?裄V会長

その結果、当初1%で計画されていた出資配当について2%を実施する。
また任期満了となった経営管理委員および監事の選任を行い別掲のように経営管理委員には組織代表15名(内新任10名)と5名の員外理事(全員再任)の20名と監事6名(内新任3名)が選任された。今回退任した経営管理委員は?裄V武治会長(新潟)、國澤是篤副会長(山口)、遠藤芳雄副会長(山形)、矢野征男(ホクレン)、大池裕(岐阜)、村上吏(岡山)、中野吉實(佐賀)の7氏。

(2008.07.25)