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米の表示基準、改正へ

−農水・厚労省

 農水省と厚労省は7月28日に開いた「食品の表示に関する共同会議」に玄米、精米の品質表示基準の改正案を示し了承された。  改正案では現行のパーセント(百分率)表示の義務づけを廃止する。  これまでの「○○県」・「品種名」・「○年産」の3点セット表示は変わらないが、使用割合欄を削除して単一原料米の場合は「使用割合100%」ではなく「単一原料米」と記載する。  また、複数の原料米を使用したブレンド商品の場合は、使用割合をパーセントではなく「○割」、「○割」と表示する。  玄米、精米の表示ついては19年7月の同会議で「米の生産では意図しない異品種の混...

 農水省と厚労省は7月28日に開いた「食品の表示に関する共同会議」に玄米、精米の品質表示基準の改正案を示し了承された。
 改正案では現行のパーセント(百分率)表示の義務づけを廃止する。
 これまでの「○○県」・「品種名」・「○年産」の3点セット表示は変わらないが、使用割合欄を削除して単一原料米の場合は「使用割合100%」ではなく「単一原料米」と記載する。
 また、複数の原料米を使用したブレンド商品の場合は、使用割合をパーセントではなく「○割」、「○割」と表示する。
 玄米、精米の表示ついては19年7月の同会議で「米の生産では意図しない異品種の混入は避けられず百分率表示は誤認を与える」として表示の見直しが決まっていた。
 改正案の了承を受けて、農水省は8月からホームページでパブリックコメントを受けつける。その後、JAS調査会などの手続きを経て今年度末にも表示基準が改正される見込みだという。

(2008.07.30)