平成20年6月14日発生した岩手・宮城内陸地震の農林水産関係被害額は、農水省の7月30日正午現在のまとめによると1328億円に達している。
主な被害状況は次のとおり。
▽営農施設等=農業倉庫、畜産施設、園芸施設等の破損、水稲の倒伏など、10億円
▽農地の損壊=458か所、5億円
▽農業用施設等の損壊=900か所、45億円
▽農業用ダムへの土砂流入=1か所、249億円
被害地域は岩手、宮城、秋田、山形の各県。
林野関係は、民有林、国有林の林地荒廃など合計1018億円。