バイエル結城中央研究所

東京都小学校社会科研究会（以下、「都小社研」）はこのほど、茨城県下の食品トレーリサイクル工場と農薬研究所を視察した。若手教員の授業力の向上を目指したもので、「子供たちの社会科学習」に反映させていく。
都小社研は都内の小学校教員を会員とした組織で、社会科指導に必要な教材の開発やその研究に役立たせる活動を行っている。
具体的には、「子供たちが楽しんで取組む社会科学習」を目指し、社会科の役割や意義を明確にした授業研究を進めている。また、「誰にでもできる社会科」を目指した研修会を実施し、特に若手教員の授業力の向上を図っている。
都小社研33名がこのほど視察したのは、茨城県結城郡平塚にある（株）エフピコ関東リサイクル工場と同県結城市にあるバイエル　クロップサイエンス（株）結城中央研究所の２か所で（社）日本化学工業協会、（社）プラスチック処理促進協会および農薬工業会の３団体が紹介した。
エフピコでは発泡スチロールトレーリサイクルの現状を視察し、最新の設備によるリサイクル工程を目の当たりにし、興味深く見学した。また、バイエルでは農薬開発に多くの安全性試験が行われていることへの理解を深め、農薬に対する認識を新たにする機会となった。