世界的な穀物需給のひっ迫や原油・肥料・飼料価格の高騰などによる農業生産コストの増大で、農家経営は危機的状況に陥っており、農家の努力だけでは解決できないとして、長野県JAグループは8月12日、生産者の経営安定をはかる万全な対策の実現をめざし、緊急集会を開き、県知事への要請をおこなう。
緊急集会は12日午後12時40分からJA長野県ビル(長野市)で開く。県内20JA組合長、県連常勤役員が出席し、石油・肥料・飼料価格高騰に関する緊急決議を採択、緊急対策のとり組みについて確認する。
午後1時15分から長野県知事に、石油・肥料・飼料価格高騰により危機的状況にある農家経営安定のための対策を求め、集会出席者による要請をおこなう。主催はいずれもJA長野県中央会、JA長野県農政対策会議、JA長野県石油・肥料・飼料価格高騰対策本部。