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第1四半期決算、売上増も利益減

−雪印乳業 (8/11)

 雪印乳業(株)(高野瀬忠明代表取締役社長)は8月11日、平成21年3月期第1四半期(平成20年4月1日〜6月30日)の連結業績を発表した。売上高は728億2600万円で、前年同期比4.9%増だが営業利益は22億5500万円(同9.7%減)、経常利益27億7700万円(同0.3%減)で、四半期純利益は22億6800万円(同11.9%減)。20年6月末現在の子会社は26社、関連会社は15社。  食品事業では、乳製品部門がチーズの「雪印北海道100」シリーズが好調に推移したほか、平成19年9月に新発売した育児用粉ミルクの寄与、価格改定の浸透で売上高が前年同期を上回った。油脂部門は、主力...

 雪印乳業(株)(高野瀬忠明代表取締役社長)は8月11日、平成21年3月期第1四半期(平成20年4月1日〜6月30日)の連結業績を発表した。売上高は728億2600万円で、前年同期比4.9%増だが営業利益は22億5500万円(同9.7%減)、経常利益27億7700万円(同0.3%減)で、四半期純利益は22億6800万円(同11.9%減)。20年6月末現在の子会社は26社、関連会社は15社。
 食品事業では、乳製品部門がチーズの「雪印北海道100」シリーズが好調に推移したほか、平成19年9月に新発売した育児用粉ミルクの寄与、価格改定の浸透で売上高が前年同期を上回った。油脂部門は、主力の「ネオソフト」などが好調だったことから、売上高は前年同期を上回り、食品事業の売上高は560億200万円だった。
 飼料・種苗事業の売上高は、配合飼料の販売価格が上昇し、前年同期を上回る115億1000万円だった。
 売上高は増えたものの、エネルギーや原材料価格の高騰による生産コスト上昇分を吸収できず、営業利益は前年同期を下回った。

(2008.08.12)