ロシアのアレクセイ・ゴルデーエフ農漁業相が8月19日に太田誠一農水相を表敬訪問し、食料安全保障問題や日露間の農畜産物や食品の輸出などについて意見交換を行った。
ゴルデーエフ氏は「世界の食料安全保障はG8が中心となって取り組むべき問題だ」と述べ、今年7月の洞爺湖サミットで来年から開催することが決まったG8農相会合の必要性を改めて強調した。開催時期などについてはまだ未定。
日本食のファンだというゴルデーエフ氏は、ロシアで日本食がブームになっていることを紹介。9月から日本食の特設コーナーなどができるスーパーもあるという。日露間の農畜産物や食品の貿易について「日本からの輸出がよりスムーズになるよう、日露の関係を強化していきたい」と語った。