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家庭用自動車共済「クルマスター」が新登場
個人向け自動車共済を4種類から1種類に整理

−JA共済

JA共済連(今尾和實理事長)は、10月1日から、より一層「わかりやすく選びやすい保障」「充実した保障」を実現するために家庭用自動車共済「クルマスター」を新たに提供することにしたと8月29日に発表した。 自動車共済の主力である個人向けラインアップは、現在4種類(あんしんDX、あんしんDXスーパー、大安心パックII、超安心パックII)あるが、10月1日以降は家庭用自動車共済「クルマスター」の1種類に整理し、ラインアップを簡素化する。 「クルマスター」は、傷害保障、対人・対物賠償、車両保障などまさかの時に必要な保障をシンプルな内容で「ムリ、ムダ、ムラ」なくカバーする内容となっている。JA共済連では、...

JA共済連(今尾和實理事長)は、10月1日から、より一層「わかりやすく選びやすい保障」「充実した保障」を実現するために家庭用自動車共済「クルマスター」を新たに提供することにしたと8月29日に発表した。
自動車共済の主力である個人向けラインアップは、現在4種類(あんしんDX、あんしんDXスーパー、大安心パックII、超安心パックII)あるが、10月1日以降は家庭用自動車共済「クルマスター」の1種類に整理し、ラインアップを簡素化する。
「クルマスター」は、傷害保障、対人・対物賠償、車両保障などまさかの時に必要な保障をシンプルな内容で「ムリ、ムダ、ムラ」なくカバーする内容となっている。JA共済連では、ムリなくは手ごろな共済掛金で、ムダなくはシンプルな保障、ムラなくはリスクを広くカバーしていることを表しているという。
そして「わかりやすく選びやすい保障」「充実した保障」の自動車共済とするために以下のような仕組改訂を実施する。
本人や家族、契約車に搭乗中の人が自動車事故で後遺障害状態となったときに支払われる福祉用具借入費用共済金および住宅改修費用共済金の合計額の上限を300万円から500万円に増額する。さらに死亡共済金の額を300万円から1000万円の間で選択できる(100万円単位)ようにする。
被害者へのお見舞い費用として支払われる臨時費用共済金のうち、被害者が検査通院するような場合に支払われる「臨時費用共済金(1万円)」を廃止。これにともない共済掛金を引下げる(※1)
さらに、車両損害限定特約付き車両保障の保障内容を拡充し「いたずら」「落書」「飛び石による窓ガラスの損害」も保障する(※2)。また、契約車に搭乗していた人が自動車事故により死傷したときに、搭乗者傷害条項または歩行中等自動車事故傷害条項により支払われる部位・症状別治療共済の額を2倍にする特約(部位・症状別倍額払特約)を新設する(※3)
一般用自動車共済についても家庭用自動車共済と同様(※1〜※3について)の仕組改訂を実施すると同時に、搭乗者傷害特約の日数払方式を廃止し、部位・症状別払方式に一本化。人身傷害特約の「臨時費用共済」、搭乗者傷害特約の「座席ベルト装着者特別共済金」「介護費用共済金」を廃止して共済掛金を引下げるなど、「わかりやすい自動車共済」としての仕組改訂も実施する。
なお、「クルママイスター」に加入できるのは、個人使用の自家用8車種(自家用普通乗用車、自家用小型乗用車など)に限られる。これにともない、一般用自動車共済は、主に事業者向け仕組となる。

(2008.09.02)