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小学生向け食農教材を文科・農水相に贈呈

−JAバンク食農教育応援事業 (9/2)

文科省を訪問し教材を贈呈した。 左から上野理事長、奥田会長、鈴木文科相     JAバンクアグリ・エコサポート基金とJAバンクは平成20年度から「JAバンク食農教育応援事業」に取り組み、食農教育のオリジナル補助教材を製作した。9月2日には同基金の奥田碩会長(トヨタ自動車(株)取締役相談役)と農林中金の上野博史理事長が、鈴木恒男文科相と太田誠一農水相を訪問し、同教材を贈呈した。    教材タイトルは『農業とわたしたちのくらし』で、全3冊セット。小学5年生を対象に、それぞれ食農教育、環境教育、金融経済教育がテーマとな...

文科省を訪問し教材を贈呈した。左から上野理事長、奥田会長、鈴木文科相
文科省を訪問し教材を贈呈した。
左から上野理事長、奥田会長、鈴木文科相
    JAバンクアグリ・エコサポート基金とJAバンクは平成20年度から「JAバンク食農教育応援事業」に取り組み、食農教育のオリジナル補助教材を製作した。9月2日には同基金の奥田碩会長(トヨタ自動車(株)取締役相談役)と農林中金の上野博史理事長が、鈴木恒男文科相と太田誠一農水相を訪問し、同教材を贈呈した。
    教材タイトルは『農業とわたしたちのくらし』で、全3冊セット。小学5年生を対象に、それぞれ食農教育、環境教育、金融経済教育がテーマとなっている。5月半ばから各地のJAを通じて全国の小学校に順次無償配布し、すでに40道府県に配布している。年度内に全国へ約120万セットを配布する予定。
    奥田会長は「とてもいいものを作っていただいた。次世代を担う子どもたちに食と農を考えてほしい」と、製作に感謝していた。
    農家の出身だという鈴木文科相は「私も農家の三男坊なので、こういう教材はうれしくて仕方ない。子どもたちも喜びます」と笑顔で受け取り、太田農水相も「食料自給率50%を達成するためにも、子どもたちに農業への理解を深めてほしい」と感謝した。

(2008.09.03)