食品の産地や期限表示偽装、中国産冷凍ギョーザによる中毒事件など、食に関する問題が次々と起こり、消費者の食に対する不安が大きくなっている。そうしたなか、「市民の信頼を回復し、不安を軽減するために最も重要なことは、食品関連事業者が法令順守の意識を高めて規制違反を起こさない」ことだが、「その上で、食に関係する生産者、製造加工業者、流通業者、小売業者、消費者のすべてが“食の安全を守る”という目的を共有して、お互いの信頼関係のもとにそれぞれの立場で努力することが必要」である。
「それと同時に、食品を供給する食品関連事業者と、これを購入する消費者の間には、感情ではなく科学的な根拠に基づいた“健全な関係”を構築する必要」があると考え、消費者、学識経験者、生産者、食品事業者、小売・外食業者の有志が「食の信頼向上をめざす会」を設立。
9月29日14時から、東京の日本青年会で設立総会を開催する。
会の役員は以下の通り。
会長:唐木英明(東京大学名誉教授)
幹事:日和佐信子(雪印乳業社外取締役)、伊藤潤子(コープこうべ参与)、小澤義博(OIE名誉顧問)、小出五郎(日本科学技術ジャーナリスト会議会長)、佐々義子(NPO法人くらしとバイオプラザ21主席研究員)、高野靖(日本食品添加物協会専務理事)、田沼千秋(日本フードサービス協会会長)、山本宏樹(日本冷凍食品協会常務理事)、
事務局長:多賀谷保治(社団法人日本フードサービス協会参与)
連絡・問合せは
〒113−0021 文京区本本郷3−5−6−301 オフィス301内
食の信頼向上をめざす会事務局
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