堀尾本部長(右)から資生堂パーラーへ 飛騨牛推進の認定証が送られた |
「飛騨牛のファンだ」と阿藤快氏がエール |
JA全農岐阜県本部は飛騨牛のブランド化20年を記念し9月11日、都内で「飛騨牛懇親会in資生堂パーラー」を開いた。
会場となった資生堂パーラーでは、平成18年9月から全農岐阜と食材提供の提携を結んでおり、飛騨牛のほかにもイチゴ、クリ(美野栗)、米(ハツシモ)など岐阜県の名産品を使ったメニューを展開している。
全農岐阜県本部運営委員会の大池裕会長は、「20年かけて飛騨牛のブランド化に努めてきたが、6月の偽装問題などでイメージが悪くなった。ぜひ、飛騨牛を見直してもらいたいという想いと、20年目を機にさらなる飛躍と発展を目指してこの会を開催した」とあいさつした。
飛騨牛は昭和63年にブランドが設立され、当時は年間1000頭ほどだったが、現在では年間1万2000頭以上を出荷する牛肉のトップブランドに成長した。今年6月に岐阜の食肉卸業者が偽装表示をしたことで話題になり、お中元などのギフト商品で打撃を受けたが、現在は売り上げが回復しているという。
懇親会には大池会長と旧知の仲だという野田聖子衆議院議員や、古田肇岐阜県知事など岐阜県ゆかりの政治家のほか、岐阜で映画を撮影した時に飛騨牛を食べていらい「飛騨牛の大ファンだ」という俳優の阿藤快氏なども訪れ、飛騨牛の発展にエールを贈った。