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10月栃木の旬の農産物情報

−JA全農栃木県本部

 JA全農栃木県本部はこのほど、10月の栃木の旬の農産物情報をまとめた。 ▽ナシ(10月〜)  主産地は宇都宮市、芳賀町、大田原市、那須烏山市、高根沢町。9月で主力品種の幸水、豊水の出荷が一段落すると、10月からは栃木県オリジナル品種の「にっこり」を出荷する。1個800〜900gと大きく、やわらかで糖度が高くジューシーなのが特徴。贈答用にも適しており、貯蔵がきくので正月頃まで賞味できる。「にっこり」の栃木県全体の栽培面積は約60ha。香港、タイ、シンガポールのほか、最近では中東のドバイにも輸出している。 ▽生シイタケ(周年)  主産地は大田原...

 JA全農栃木県本部はこのほど、10月の栃木の旬の農産物情報をまとめた。
▽ナシ(10月〜)
 主産地は宇都宮市、芳賀町、大田原市、那須烏山市、高根沢町。9月で主力品種の幸水、豊水の出荷が一段落すると、10月からは栃木県オリジナル品種の「にっこり」を出荷する。1個800〜900gと大きく、やわらかで糖度が高くジューシーなのが特徴。贈答用にも適しており、貯蔵がきくので正月頃まで賞味できる。「にっこり」の栃木県全体の栽培面積は約60ha。香港、タイ、シンガポールのほか、最近では中東のドバイにも輸出している。
▽生シイタケ(周年)
 主産地は大田原市、鹿沼市、矢板市、宇都宮市、茂木町。栃木産シイタケの出荷量は東京都中央卸売市場で全国第3位。品質、量とも高い評価を得ている。原木栽培に替わり菌床栽培(施設栽培)が普及して労働力不足をカバー、生産と出荷が安定している。
▽ブロッコリー(9〜11月)
 主産地は宇都宮市、真岡市、小山市。近年消費者志向がカリフラワーから緑色野菜のブロッコリーに移行、産地はブロッコリーに切り替えている。首都圏から100km以内という立地条件を生かし、鮮度を求める消費者ニーズに貢献している。

(2008.09.16)