長野県、JA長野中央会、JA全農長野県本部、(財)長野県農林研究財団は11月11日13時30分から17時まで、JA松本ハイランド・グリンパル大会議室で平成20年度長野県土づくり研修会をおこなう。(社)長野県畜産会が後援する。
肥料原料の国際相場の上昇は、世界的な肥料需要の増加や原油価格の高騰などを反映したもので、当面情勢は変わらないとみられることから、化学肥料依存をやめ、ほ場の養分状態や堆肥の活用に応じた必要最低限の肥料投入をめざすため、適正施肥への理解を深めてもらうのが目的。
研修内容は(1)肥料情勢について(全農長野県本部)(2)土壌調査にみる長野県下の土壌の実態(県農業総合試験場)(3)リン酸減肥の可能性について(県中信農業試験場)(4)効率的な施肥技術と有機物代替による化学肥料の削減(県野菜花き試験場)(5)「肥料価格高騰対策の手引き」解説(県農業技術課)、の5項目。
参加者は行政関係者、JA関係者、県農業経営者協会、県農業士会、県内農業者、関係資材メーカーなど約150人を予定している。