輸入検疫で食品衛生法上問題がある米(事故品)が見つかった場合、農水省はこの事故品の買い入れを行わないことにし、輸入商社と結ぶ契約書を改正したと、10月31日発表した。事故品は輸入商社が輸出国へ返送するか、廃棄物として処理することにした。費用は商社負担とする。輸入麦については、既に10月9日から同様の方法が実施されている。
また、農水省は同日、事故米の不正規流通問題後停止していた米輸入を再開し、MA米一般入札(契約予定数量5万1000t)を11月7日、SBS米入札(契約予定数量2万5000t)を11月14日に実施すると公表した。