農政・農協ニュース

農政・農協ニュース

一覧に戻る

炊飯工場廃棄物をエコフィードに

−(株)ミツハシ (11/12)

    米卸大手の(株)ミツハシ(三橋美幸代表取締役)は11月12日、炊飯工場廃棄物を飼料(エコフィード)にし、養豚農家への供給を11月から始めたと発表した。 同社は、炊飯工場で残りご飯となった食品廃棄物年間約900tの利活用を検討してきたが、今年4月農水省の「広域連携等バイオマス利活用推進事業」の選定を受け、春日部工場(埼玉県春日部市)と港北工場(神奈川県横浜市)に真空乾燥装置を設置し、飼料生産を開始したもの。    生産した飼料は、県内養豚組合と連携し、養豚農家へ供給する。今後は肉質への影響なども検証する。同社...

    米卸大手の(株)ミツハシ(三橋美幸代表取締役)は11月12日、炊飯工場廃棄物を飼料(エコフィード)にし、養豚農家への供給を11月から始めたと発表した。 同社は、炊飯工場で残りご飯となった食品廃棄物年間約900tの利活用を検討してきたが、今年4月農水省の「広域連携等バイオマス利活用推進事業」の選定を受け、春日部工場(埼玉県春日部市)と港北工場(神奈川県横浜市)に真空乾燥装置を設置し、飼料生産を開始したもの。
    生産した飼料は、県内養豚組合と連携し、養豚農家へ供給する。今後は肉質への影響なども検証する。同社は「今後とも食の安全安心や環境への配慮を行いながら、消費者においしい生活(くらし)を届ける米の一貫メーカーをめざす」と話している。

(2008.11.13)